先日の本因坊戦第一局は、井山本因坊が大きい捨て石を成功させ、勝利しました。
いかにも井山さんらしい豪快な勝ち方でしたね。
敗れた芝野名人ですが、二局目はどう立て直してくるのか、楽しみですね。
両雄の今後の戦いから目が離せません。
昭和の時代でもタイトル戦で無敵の強さを見せ、多くの囲碁ファンを沸かしてくれた棋士が居ました。
坂田栄男二十三世本因坊です。
年間七冠王、タイトル獲得数64期、29連勝など数々の大記録を残された坂田先生は、
その鋭い感性と、深い読みで数々の名局を残されました。
日本囲碁界史上最強の棋士を選ぶ際、先生は必ず候補に挙がると思います。
僕は先生の現役時代に3度トーナメントで当たり、対局させていただきました。
対局したのは遥か昔のことですが、番を挟んで座っているだけで感じる威圧感、碁の強さは未だに忘れる事はありません。
坂田栄男先生に僕が21歳で五段の時、挑んた対局を現在の視線で振り返ってみました。
宜しければ、ご覧ください。